
日本中の高校生の皆さん、知っていますか? 共通テストは受験英語から実用英語へと変わり、本格的な英語力がないともはや通用しなくなっているということを。昔々、センター試験の頃までは小手先の受験テクニックでも何とかなったのですが・・・
筆記テストからは文法と語彙の問題がなくなり「リーディング」になりました。総単語数は約6,000語でセンター試験のときより約1,500語増加しています。また、リスニングテストの配点はセンター試験の実質4倍になり、本格的な英語力が必要になっています。
高校生が英語を理解するスピードは平均して75wpm(語/分)です。(※wpmというのは words per minute の略で、1分間に理解できる単語数のこと。)「リーディング」の試験時間は80分なので、1回読んで時間切れとなり解答する時間はありません。また「リスニング」は140wpmで流れてくるので、きちんと聞き取るのはほぼ不可能です。
現在、中学・高校の英語教育では99%以上が「文法・訳読法」です。訳読では平均75wpm、速い生徒でもせいぜい100wpm位なので、共通テストはリーディングもリスニングも絶望的です。
これに対して、当塾では英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」をオンラインで指導しています。写真にあるように、パソコンにテキストを映して分かりやすく解説のオンライン授業をしています。
また、オンライン授業では音声付きのテキストを使用し、訳さずに直接理解できるように学習します。まず、音読で150wpmで理解できるようにトレーニングして、次に音声のスピードを少しずつ上げていき2倍の300wpmで黙読できるようになるまでトレーニングを繰り返します。ネイティブの一般的な黙読の理解スピードは300wpmなので、それと同等のスピードで理解できるようにトレーニングしています。
明治時代には文法・訳読法は「変則教授法」と呼ばれていたのに対し、直聞&直読直解法は「正則教授法」と呼ばれていました。その名が示す通り正しい学習法であるにもかかわらず、当時は実際に英語を使う機会が少なかったので廃れていき、変則的な文法・訳読法が主流になっていった英語教育の歴史があります。
しかし、現在は仕事でもプライベートでも英語を使用する機会が増えています。共通テストの総単語数が増えたのは英語教育を文法・訳読法から脱却し本格的な直聞&直読直解法に切り換え、将来英語を使えるようにするためなのですが、中学・高校の教育現場が追い付いていません。高校生の平均が75wpmであるという数字がそれを物語っています。
非英語圏の英語力の2024年版世界ランキングで、日本は116か国中で過去最低の92位でした。一昨々年は80位、一昨年は87位、昨年は92位と年々その順位を落としています。「英語力が低い」という下から2番目のグループの最下位です。これ以上ランクが下がると「英語力が非常に低い」という一番下のグループに入る恐れも現実問題として出てきました。一刻も早く、何とかしなければいけません。
「英語は大事だよ!」と重要視しているはずなのに、日本の英語教育はこの有様なのです。原因は中学・高校の「文法・訳読法」にあるのです。明治時代の英語教育史によると、英語を直接理解することはできないけれども、間接的でいいので読めるようになりたいという需要のために発達したのが「文法・訳読法」という変則教授法です。英語のまま直接理解できるようになるのは「直聞&直読直解法」と呼ばれる正則教授法だということを歴史が語っています。
当塾では、本格的な「直聞&直読直解法」のオンライン授業をしています。日本全国の高校生の皆さん、共通テストを攻略し大学入試を制するために、また将来使える本格的な英語力を習得するために、オンラインで一緒に正則教授法である「直聞&直読直解法」を学びませんか?保護者の皆様、大学受験はもちろんですが、将来のために本当に価値のある英語のまま理解できる学習法を選択してください。
※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)
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