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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの
(1)最も重要なのは?―英語の発想法の習得
従来の訳読法では、英語をわざわざ日本語に直して理解するため返り読みせざるを得ません。そのため英語を聞いたり話したりすることは不可能でした。それに対し直聞&直読直解法では、英語の発想法に基づいて直接理解できるようにします。
センスグループ訳(語順訳)を通して英語の語順で内容を理解したあと、シンクロリーディング(パラレルリーディング)& シャドーイングを徹底して繰り返し練習することにより、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できるようになります。
※シンクロリーディング&シャドーイングを徹底して繰り返し繰り返し練習することは、専門的にはオーバーラーニング(=過剰学習)という非常に効果のある学習法です。脳の仕組みに適った科学的な学習法なので、しっかり取り組んだ生徒は誰でも驚異的に英語力が伸びるのです。
さらに、長文やリスニングのテキストの音声を標準速度(約150wpm)から2倍速(約300wpm)まで徐々にスピードを上げてトレーニングします。脳には「可塑性」という外界の刺激に順応する性質があるので、最初は速く感じた2倍速も繰り返すことで普通に理解できるようになります。
このように高速音声を使用してオーバーラーニング(=過剰学習)することによって相乗効果が得られ、ネイティブ並みの黙読スピードである約300wpmを実現します。この学習法は「ファスト・オーバーラーニング」(=高速×過剰学習)と呼ばれていて、実行すれば誰でも無理なく成果が得られる科学的学習法です。(つづく)
※このオフィシャルブログで「入塾面接の栞(しおり)」第1章~第8章を順次公開していきます。
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