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英語のリズムの②つ目は「文のリズム」です。英語の文には「内容語リズム」という強弱のリズムがついています。
What do you wear on your head? A hat.
(何を / 身につけてるの / 頭に 帽子だよ)
日本語にはこのリズムがないので。日本人の多くがこの文をどの単語も同じ強さで平坦に読んでしまいます。しかし、それでは通じないのです。
What do you wear on your head? A hat.
上の文で強く読む単語を太字にしました。 What、wear、head、hat は意味を伝える単語で内容語と言います。do you、 on your や A は文法的な機能を整える単語で機能語と言います。
英語では、 what、wear、head、hat という伝えなければいけない内容語は強く、はっきり、ゆっくりと言い、反対に do you、on your、A という機能語は弱く、あいまいで、速く言う強弱のリズムがついています。
この内容語リズムを習得するために、ジャズチャンツというリズム教材を使用します。(1)センスグループ訳をつけ、(2)意味をしっかり取りながら何度もパラレルリーディングやシャドーイングを繰り返した後で、(3)ジャズチャンツの練習をすると、英語のニュースがとてもゆっくりと聞こえるようになり、初めての生徒たちは皆とても驚きます。
このようなリスニングの授業を受けて約3か月も経つと、リスニングテストの得点が急激にUPします。今まで平均点位かそれ以下だったのが、9割以上か満点を取るようになります。「リスニングが苦手で・・・」と言っていた生徒たちが、逆にリスニングに絶対的な自信を持つようになります。
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