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正則教授法 vs. 変則教授法(1)

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634seminar(1)

武蔵ゼミナール大学受験英語塾は「楽々リスニング&スラスラ長文」をモットーに、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」を指導している、リスニング&長文読解にとても強い大学受験の英語専門塾です。

従来の「文法・訳読法」で高校生が英語を理解できるスピードは平均75wpm(語/分)です。今年の共通テストのリーディングは総単語数6,300語。これを80分で解かなければいけないのですが、最後まで読み終わらないうちに時間切れ。また、リスニングは2倍弱の140wpmで流れてくるので、当然のことながら何を言っているのかほとんど聞き取ることができません。

武蔵ゼミナール大学受験英語塾の「直聞&直読直解法」は4倍速の300wpmで英語のまま理解できるようにトレーニングします。したがって、リスニングもリーディングも時間内に余裕で理解して解答することができます。

実は「直聞&直読直解法」は明治時代に正則教授法と呼ばれていました。この方法こそが英語のまま理解できるようになる正しい教え方というわけです。それに対して、「文法・訳読法」は変則教授法と呼ばれていたのです。訳して理解する変則的な教え方というわけです。

皮肉なことに、漢文訓読法が存在するわが国では「変則教授法」が普及しました。漢文を勉強しても中国語を話せるようにはならないですよね。同様に、訳読では英語を話せるようにはなりません。いっそのこと、英語ではなく「英文」という科目名だったら実態を表していて親切だったのにと思わずにはいられません。

一方で、時代とともに「正則教授法」はほとんど消滅してしまいました。さらに、太平洋戦争中に「敵性言語」として英語教育が禁止されている間に、気がついたら変則・正則という言葉も消えてなくなってしまい、実態すら分からなくなってしまっていました。(つづく)

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