
日本人の英語力の現状は、アジアで最下位、世界でも最下位に近いのです。これは、日本の英語教育が漢文訓読法に由来する「文法・訳読法」という日本独特の学習法であることが原因です。日本人が英語を読むのが異常に遅いのもこのためです。
英語学習の世界標準は、どこの国でも英語のまま理解できるようにすることです。また、アメリカ合衆国は移民の国で、世界中から自由を求めて移民がやってきます。全米の大学では移民のための英語教育として第2言語習得論(TESL)の研究が盛んに行われていて、確実に英語を話せるような英語教育が実施されています。
低迷の原因は、明治以来の伝統的な「文法・訳読法」にあるのです。楽々リスニング&スラスラ長文で知られる「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」に切り替えれば英語力は飛躍的にアップします。ネイティブ並みのスピードで英語を読むこともできるようになります。
共通テストは、ここにメスを入れました。大学入試に従来の「文法・訳読法」は通用しなくなったのです。現在、高校生が英語を理解するスピードは平均 75wpm (語/分)ですが、共通テストのリスニングは 140wpm で放送されています。また、リーディングの総単語数は約6,000語なので、読むだけで試験時間80分は終わってしまいます。
中学・高校の英語教育の99%以上が旧態依然とした「文法・訳読法」を教えているのです。英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」で教えているのは 1% 未満なのです。だから、理解するスピードが平均で 75wpm しかないのです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾は、黙読で音読の約2倍の 300wpm で訳さず英語を理解する「直聞&直読直解法」を指導しています。これは一般の高校生の4倍のスピードで、ネイティブと同等の速さで理解できるようになります。。リスニングはゆっくり聞こえるようになり、リーディングもスラスラと4倍のスピードで読めるようになります。
実は、明治時代には訳して理解する文法・訳読法は「変則教授法」、英語のまま理解する直聞&直読直解法は「正則教授法」と呼ばれていました。でも当時は外国人が少なく、話す必要があまりないので正則教授法は廃れ、変則教授法が主流になったのです。
現在は、航空機の登場で世界中に飛んでいけるだけでなく、インターネットの発達により国内に居ながらにして世界中の人々と直接交流ができようになりました。「文法・訳読法」による英語教育はもはや時代遅れなのです。
そのため、共通テストは「文法・訳読法」では太刀打ちできないように改革されたのです。これからは英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」で英語を学ぶ時代です。大学受験生は、一日も早くこの学習法に切り替えなくてはなりません。
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