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第5章 英語を話す脳の働き 左脳<右脳
(1)左脳(=言語脳)だけでは覚えられない
さて、英語を話すというのは、どういうことでしょうか?
この文を声に出して2回読んでください。
「There are five notebooks, two newspapers, four dictionaries, three books and six magazines on the desk.」
次に、これを隠して、見ないで言ってみてください。
「There are ・・・???」
言えませんよね。文字を2回読んだだけで、見ずに言える人はほとんどいません。決して、頭に文字を浮かべて話しているわけではないのです。(つづく)
※このオフィシャルブログで「入塾面接の栞(しおり)」第1章~第8章を順次公開していきます。
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★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com
第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの
(4)目標達成曲線は等比級数
毎日のようにパラレルリーディングやシャドーイングをしても、イメージ通りすぐに成果が表れるわけではありません。図にもあるように、成果は一直線に上がるわけではなく、等比級数的なカーブを描いて成果が上がらない期間を経た後で弾みがついてから急激に上がります。弾みがつくまでに、個人差がありますが、早くとも約3か月か、それ以上かかります。
弾みがつく前にトレーニングをやめてしまい、三日坊主に終わることがないようにしましょう。毎日のように辛抱強く着実にトレーニングを積み重ねると、本人も驚くような英語力が身につきます。
※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)
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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの
(3)他の科目の成績もアップ!
脳トレで有名な東北大学の川島隆太教授によると、音読、特に外国語の音読が脳全体を活性化し、準備運動となって記憶力を高めるということを、その著書「脳を育て、夢をかなえる」(くもん出版)で述べています。
準備運動として英語の音読をしてから他の科目を勉強すると、音読をしないときと比べて、その科目の成績が20%上がるというのです。
例えば、音読⇒数学、音読⇒古文、音読⇒生物というように学習すると、英語だけでなく数学や古文・生物の点数もアップするのです。受験生にとってこれは嬉しいですね。(つづく)
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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの
(2)英語は技能教科―音楽・体育の仲間
英語の4技能と言う通り、英語は音楽や体育の仲間で技能教科です。音楽や体育は勉強しても上達しませんが、練習することによって上達します。英語も同様で、勉強するのではなく練習するものなのです。
「同時通訳の神様」と呼ばれた英語の達人・國弘正雄氏は著書「英語の話し方」(たちばな出版)の中で、只管朗読(ただひたすら朗読すること)と只管筆写(ただひたすら書き写すこと)を提唱しています。ご自身も中学・高校のとき何百回も何千回も朗読したり書き写したりしたと述べています。
毎日、リスニング30分+長文読解30分×2セット、合計で90分のパラレルリーディング&シャドーイングを棒読みではなく、気持ちを込めてしっかり練習することで直聞&直読直解力を習得できます。当然ですが、練習が甘い生徒は上達しません。本気で練習しましょう!(つづく)
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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの
(1)最も重要なのは?―英語の発想法の習得
従来の訳読法では、英語をわざわざ日本語に直して理解するため返り読みせざるを得ません。そのため英語を聞いたり話したりすることは不可能でした。それに対し直聞&直読直解法では、英語の発想法に基づいて直接理解できるようにします。
センスグループ訳(語順訳)を通して英語の語順で内容を理解したあと、シンクロリーディング(パラレルリーディング)& シャドーイングを徹底して繰り返し練習することにより、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できるようになります。
※シンクロリーディング&シャドーイングを徹底して繰り返し繰り返し練習することは、専門的にはオーバーラーニング(=過剰学習)という非常に効果のある学習法です。脳の仕組みに適った科学的な学習法なので、しっかり取り組んだ生徒は誰でも驚異的に英語力が伸びるのです。
さらに、長文やリスニングのテキストの音声を標準速度(約150wpm)から2倍速(約300wpm)まで徐々にスピードを上げてトレーニングします。脳には「可塑性」という外界の刺激に順応する性質があるので、最初は速く感じた2倍速も繰り返すことで普通に理解できるようになります。
このように高速音声を使用してオーバーラーニング(=過剰学習)することによって相乗効果が得られ、ネイティブ並みの黙読スピードである約300wpmを実現します。この学習法は「ファスト・オーバーラーニング」(=高速×過剰学習)と呼ばれていて、実行すれば誰でも無理なく成果が得られる科学的学習法です。(つづく)
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第3章 英語脳(=英語耳)を育てる
(2)英語を話すことができない文法・訳読法
人間の耳の可聴領域(聞き取れる範囲)は20Hz~20,000Hzで、言語によって周波数が異なります。
日本語は125Hz~1,500Hz、英語は2,000Hz~12,000Hzと全く異なる周波数帯を使っています。
①英語を話せない学生は英語を日本語の周波数帯で処理しようとしているのに対し、②英語を話せる留学生は英語と日本語をそれぞれ別の周波数帯で処理しているのです。また、5か国語を話せる人は脳のウエルニッケ言語野の中に、それぞれの言語を担当する周波数帯が5か所あるのです。(つづく)
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第3章 英語脳(=英語耳)を育てる
(1)【動画】「英語脳(=英語耳)」
①英語を話せない人と、②英語を話せる人の脳の中のウエルニッケ言語野の違いを解説している動画を2本見てください。(収録時間約5分 ※入塾面接の際にお見せしています。)
2本目の動画の最後で「毎日1時間英語を聴く練習をして、100時間継続すると英語脳が育つ」と言っています。当塾では「英語脳」を育てるために、リスニングも長文読解も音声付きのテキストを使用してシンクロリーディング(パラレルリーディング)やシャドーイングを徹底して行います。
※シンクロリーディングとは、テキストを見て音声を聞きながら音読することで、パラレルリーディングやオーバーラッピングとも言います。また、シャドーイングとは、テキストを閉じて音声を聞きながら追唱することです。この2つは元々同時通訳を育てるためのトレーニング方法ですが、とても効果があるので一般にも紹介されるようになりました。(つづく)
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第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)
(3)文法・訳読法では通用しない共通テスト
現在、英語が英米人だけでなく、世界共通語として世界中で通用している中で、日本人が習得するべきなのは訳読法ではなく、英語のまま理解できる直聞&直読直解法ではないでしょうか?
共通テストにおける出題量の変化は、英語の学習法を実用的でない「文法・訳読法」から実用的な「直聞&直読直解法」に切り替えようというメッセージにほかならないのです。国を挙げて「使える英語力を!」というメッセージです。
でも、そのことに対応できている高校や塾・予備校がどれだけあるのでしょうか。きちんと対応していたら、高校生の理解スピ-ドが平均75wpmというのはあり得ないはずです。その多くはいまだに旧態依然とした文法・訳読法のままなのです。
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第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)
(2)長文読解のスピードの違い
従来の訳読法で勉強した高校生が英語を理解するスピードの平均値は75wpmでしかありません。(※wpmとは words per minute の略で、1分間に理解できる単語数のこと。)共通テストのリスニングは2倍弱の140wpmで流れてくるので、高校生の多くは内容をきちんと理解できていません。
また、リーディングは6題で総単語数約6,000語あり、試験時間の80分では1回読んで時間切れとなって問題を解くことができません。昔、元々英米人のいない環境で訳して理解するための方法が訳読法ですから、時間がかかってリアルタイムで理解できないのは当然なのです。
一方、直聞&直読直解法で学んだ高校生は、黙読では4倍速の300wpm(=ネイティブとほぼ同じ速さ)で英語のまま理解できるようになるので、リスニングもリーディングも試験時間内で楽にこなせるようになります。
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第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)
(1)文法・訳読法 vs. 直聞&直読直解法
明治時代の初め頃、本邦初の東京大学では英米人の教授が英語のテキストを使用して授業をしていたので、話せる本物の英語力が必要でした。そのため学生たちは「正則教授法」と呼ばれる直聞&直読直解法で英語を指導されていました。
それに対し、英米人の教授がいない私学(慶応や早稲田など)では英語の書物を変則的に日本語に直せば事足りたので、「変則教授法」と呼ばれる訳読法が普及していきました。これは話すことができない指導法なので変則と名がついていたのです。
明治時代の後期になると東大に日本人の教授が誕生し、英語のテキストも翻訳されるようになり、わが国に大学教育を導入するために来日した英米人の教授たちは、役目を終えて帰国するようになり正則教授法は姿を消していきました。それ以後、日本の英語教育は訳読法(=変則教授法)が主流になったのです。
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