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受験とは志望校に入るためのテストくらいにしか考えていない人が多いのではないでしょうか。「今年は受験か~、大変だなぁ。」と、どちらかというとマイナスイメージの方が強いのではないでしょうか。そしてマイナス面が強調され過ぎると受験戦争や受験地獄といった受け止め方をする場合も出てきます。
「受験生は偉大だ!」(高校生向け)、「君たちは受験生」(小・中学生向け)の2冊は、どうしたら受験をプラスに受け止めることができるか、つまり真の受験生とはどうあるべきかという心構えを説いたものです。自己実現(=目標の達成)に必要な考え方や方法を身につけ、その結果として「合格」を勝ち取る受験本来の正しい取り組み方が書かれています。
当塾では、これらの本をテキストにして受験本来のあり方を説く「受験サクセス講座」や、目標を達成する方法を習得する「合格宝地図セミナー」を開催したり、全国の塾や予備校にも出張して開催しています。受験は自分の夢や目標を達成するための貴重な機会ととらえ、ワクワクしながら取り組もうと生徒たちには伝えています。そのため、これらのセミナーを受けた生徒は受験戦争や受験地獄とは無縁なのです。
受験期は人生の黄金期です。自己実現に目覚めるチャンスなのです。当塾でこの貴重な機会を活かすような受験を経験してみませんか? また、全国の学習塾や予備校にも出向きますのでセミナーを開催してみませんか?
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.englsih634.com
皆さんは「認知英文法」というのをご存じですか?中学・高校や塾・予備校などで一般的に勉強している、いわゆる「学校英文法」とは異なり、英米人の潜在意識の中にある実践的な「使える英文法」のことです。当塾では、ネイティブが英語を使う際に無意識に活用している、認知言語学に基づく英語の認知文法を指導しています。
私たち日本人は、国語の教師でない限り、知識としての日本語の文法をあまり知らないですよね。でも日本語は使いこなしています。これは潜在意識の中に「使える日本語の文法」があるからで、無意識にこのルールを活用して日本語を使いこなしているのです。この無意識のうちに使える文法のことを日本語の認知文法と言います。
同様に、一般の英米人も文法の理論的な知識はあまりないのですが、英語の「認知文法」が備わっているので英語を使いこなすことができます。従って、私たち日本人もリスニングや長文読解をできるようにするには学校英文法ではなく、「認知英文法」の習得が不可欠なのです。
この授業では文法問題を解くための知識だけの「学校英文法」ではなく、英語のまま理解する直聞&直読直解のための実践的な「認知英文法」の講義と演習をします。認知英文法を習得することで直聞&直読直解によるリスニングも長文読解も盤石になり、さらに伸びます。文法問題でさえ確実に解けるようになります。
前回までに「現在完了は実は1つだった!」「条件文としての if の使い方」「否定疑問文とその答え方」の説明をしました。今回は「関係代名詞」について述べます。
The girl who is playing tennis over there is Lucy.
あそこで テニスをしている少女は ルーシーです。
訳読に基づく学校英文法では関係代名詞は大きく後ろから先行詞にかかるように訳します。書かれている文は消えないので、これでも済むかもしれません。しかし、話されている言葉は音がどんどん消えていくので、これではとても面倒です。英米人はいつもこんな面倒なことをしているのでしょうか?
英米人だって話されている語順で理解しているのです。日本語とは語順が逆である、英語の発想法に基づいて理解しているにすぎません。直読直解ではセンスグループ訳を通して英語の語順で理解するようにします。
The girl / who is playing tennis / over there / is Lucy.
少女は / テニスをしていますが / あそこで / ルーシーです。
英語の語順で理解すればとても楽に使いこなせるようになります。これは私がイギリスで実際に経験したことのほんの一例ですが、訳読に基づく学校英文法ではなく、実用的な観点から見た英語独自の認知英文法に注目した方が簡単なのです。
認知英文法の講座は実用的な観点からその本質を学習します。文法理論を丸暗記する学校英文法とは異なり、実用的な観点から本格的に使える英文法を習得する「認知英文法」の授業は塾生たちにもとても好評です。
よくある文法のための文法になりがちな理論型の「学校英文法」では、長文を読むのに役に立たないばかりか、文法問題を解くのにも苦労することがよくあります。文法問題を解くためのテクニックに走りすぎ、英文法をただの知識として表面的にしか捉えてないために起きるのです。文法問題を解くにも「認知英文法」を学んで根本的に英語のルールを習得する方が確実なのです。
訳さずに長文を理解するための実用的な「認知英文法」の講座では、長文を読むのに欠かせない受験生必修の「使える英文法」を根本的に理解できるように学習します。実は、訳読には「学校英文法」はあまり役に立ちません。というのは、きれいに訳すために必要なのはむしろ日本語の能力だからです。
訳すことなく長文を理解するための直聞&直読直解こそ、本物である「認知英文法」の根本的な理解が必要です。そして根本的に理解できると、文法問題さえもすらすらと解けるようになります。実際、予備校などでよくあるテクニック的なものは必要ありません。これ1つで長文読解も文法問題も十分です。不要な講座を取って、負担を増やすことは、受験生は避けたほうが時間を有効に活用できます。
主な対象は、長文読解講座をスタートする高校生・浪人生です。また、英語の仕組みを早く知りたい中3も受講しています。英語を成り立たせている実用的な「認知英文法」の仕組みはこんなに面白いのかと、塾生たちにとても評判の良い講座です。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com/
ドイツの文豪、ゲーテの言葉に「外国語を知らない者は、自分の国の言葉についても何も知らない。」というのがあります。母国語しか身についてない状態では細部にわたって客観的に観ることができず、外国語という比較する言語が身に付くことで、はじめて母国語を客観的に観ることができるようになるということです。
ゲーテは外国語の勉強がとても気に入っていて、幼いころからフランス語やイタリア語、英語を身につけ、長じてはラテン語やギリシャ語、ヘブライ語まで習得したそうです。様々な言語を身につけることでかえって母国語であるドイツ語をより深く知ることを実感したのでしょう。
私たちも英語を習得することによって、英語だけでなく日本語もより深く知ることができます。そのためには訳読ではなく、直聞&直読直解で学ぶことによって英語を使いこなせるようになってなければいけないのは言うまでもありません。なぜなら、訳読というのは日本語に直して理解しようとするため、身についているのは英語ではなく日本語だからです。
英語のまま理解できる直聞&直読直解法で学ぶことによって、かえって母国語である日本語の理解が深まり言語能力そのものが上がり、英語だけでなく国語の実力までもが伸びるのです。そういう意味においても、訳読よりも直聞&直読直解の方が学び甲斐があるのです。
訳読で英語の習得につまずいている高校生や浪人生の方、ぜひ一粒で二度おいしい直聞&直読直解法で英語を一緒に学びましょう。オンライン授業でお待ちしています。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com
4月になり学年が1つ上がりました。高3の皆さん、大学入学共通テストまで残り285日です。
私は英語が苦手でした。高1の2学期には0点を取り、成績は1でした。
英語は全然できなかったのです。大学受験は無謀な挑戦でした。
そんな私が英語の偏差値28を72まで上げて、夢でしかなかった第1志望校(慶応大学)に合格!その驚異の学習法が「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」です。
英語が苦手な多くの塾生たちも偏差値を15以上UPし得意科目にして、あこがれの志望大学へ合格を果たしています。3月より新年度の授業が始まっています。ぜひ授業体験をしませんか?時間割等は公式HPの「時間割・授業料」のページをご覧ください。
★入塾面接のお申し込み
①メールで面接の日時を予約してください。
②面接で詳しく授業の説明をした後で、授業体験のスケジュールを組みます。
③授業体験の後、入塾の申込を受け付けます。
※各講座とも、定員になりしだい〆切ます。お早めに申込ください!
(小さな塾ですので万一定員になりましたら、申し訳ありませんが、
キャンセル待ちをしていただくことになります。)
※毎年、この時期は入塾面接が混み合います。お早めに予約してください。
武蔵ゼミナール・大学受験英語塾 https://www.english634.com
生徒たちを観察していると、成績が上がらない一番の原因はテキストの取り組み方が甘いのです。できるようになりたかったら、確実にできるようになるまで繰り返せばいいのです。大学受験に頭が良い悪いは一切関係ありません。必要なことをやりぬいたかどうかだけが問われているのです。
浪人する前は歯科技工士をしていました。大病して細かい仕事ができなくなって辞めた後、大学受験を決意して予備校に通い始めました。最初に受けた模試の英語の偏差値は28、世界史は30、国語は43でした。久々に勉強の世界に戻ったのですが結果は散々なものでした。
目標は早慶。高校生のとき野球部だったので早慶戦に憧れたからでした。予備校の先生からは絶対無理だと言われたのですが、根拠のない自信はありました(笑) それは歯科技工士の経験でした。
技工士学校の実習では確実にできるようになるまで何度も何度も繰り返します。ある時、何度やっても作れないものがありました。とうとう「こんなの作れないですよ。無理無理・・・」と軽口を叩いたら、「技工士になるのを諦めるのか?じゃあ出ていけ!二度と学校には来るな!」・・・・・「それとも、作れるようになるまでやり続ける?どっちにする?」とすごい剣幕で叱られました。
当然のことながら技工士になりたいのなら、全ての実習物を作れるようになるまでやるしかないのです。そうやって、国家試験に合格しプロになったのです。受験勉強も同じです。どんなに分からなくても出来なくても、分かるようになるまで出来るようになるまで粘り強くやり続ければいいのです。頭が良いとか悪いとかは一切関係ないのです。
そうやって、28だった英語の偏差値を72まで上げました。世界史も国語も同様です。気がついたら全ての受験科目が偏差値70を超え、慶応大学に合格しました。合格したかったら、できるようになるまで繰り返せばいいのです。何十回でも、何百回でも。確実にできるようになるまで繰り返せばいいだけなのです。
確実にできるようになるまで繰り返した結果、英語が苦手で困っていた当塾の生徒が偏差値26でも立教、32でも早稲田、38でも明治、42でも東大に合格したのです。皆、偏差値70を超えたのです。他にも偏差値を15以上アップして憧れの志望校に合格を果たしていったのです。
今はどんなに成績が悪くても実力がなくても、確実にできるようになるまで諦めずにやりぬきましょう!粘り強くやり続ければ、きっと勝利の女神が微笑んでくれることでしょう!
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com
思春期頃までは知識記憶がよく発達していて、それを過ぎると経験記憶が優勢になってきます。小学生の頃は知識記憶が優勢で、論理的なことよりも意味のない文字や音などをビックリするほど覚えられます。
中学生になる頃から経験記憶が発達し、論理的な記憶が優勢になってきて丸暗記がだんだん難しくなってきます。知識記憶の能力がまだ優位にある中学生の頃までは丸暗記でテストに臨むその場しのぎの勉強でも通用しますが、高校生になると経験記憶が優位になり丸暗記は通用しなくなります。
高校生になると論理的な経験記憶が発達するので勉強方法も変える必要がでてきます。この記憶力の変化に順応できないと小・中学生の頃はできたのに高校生になると成績が落ちてくるのです。
大きくなるにつれて「以前ほど覚えられない」と記憶力の限界を感じるようになりますが、記憶力が落ちたのではなく得意な記憶の種類が交代しただけのことなのです。このことに気づかずにいると、だんだん授業についていけなくなり落ちこぼれてしまうこともあるのです。
したがって、高校生になったら勉強方法を変える必要があるのです。知識記憶による丸暗記は覚えた範囲の知識にしか役に立たないのですが、経験記憶による論理的な記憶はその論理が根底にあること全てに応用できるので、勉強方法を変えることにより効率的に学習ができ広範囲にわたって学習できるのです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾では英語を丸暗記するのではなく、英語の発想法に基づいて論理的に考える学習をしていきます。だから伸び悩んで困っていた英語力が息を吹き返し驚異的な飛躍ができるのです。
私自身、英語の偏差値を28から72まで上げて慶応大学に合格しました。偏差値26から立教大学、32から早稲田大学、38から明治大学、42から東京大学に合格した生徒たち、他にも偏差値15以上アップして夢だった憧れの志望校に合格した生徒たちは皆、学習方法を転換して成功したのです。
英語が苦手で困っている高校生の皆さん、当塾独自の「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」と「直聞&直読直解のための認知英文法」を一緒に学びませんか?
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com
昨日はぽかぽか陽気で近くの公園で花見をしたのに、今日は一転してとても寒い朝を迎えました。寒暖差は約10℃で2月上旬並みの気温とのこと。ブルブルッと震えて思い出したのは・・・
昭和天皇がお隠れになり昭和から平成になった年の3月31日も東京はぽかぽか陽気で桜が満開でした。その日に成田を飛び立ち翌4月1日にロンドンに降り立ったら一転して冬に逆戻り、1年間のイギリス生活がスタートしました。
来る日も来る日もどんよりとした空模様で4月の間は太陽を見ることはなく、この国に春は訪れるのだろうかと思ったほど。憧れだった異国での生活も、空模様のようにぐずぐずしたものとなり早くもホームシック気味・・・
そんな風にしてスタートしたイギリスでの生活でしたが、今の仕事で大いに役立つ経験をいっぱい味わった1年となりました。難しい大学入試の長文は読めても、生活に必要な簡単な単語や表現を知らなくてやってしまった数々の失敗など・・・
将来は英語教育に携わろうと決心して、アメリカの大学に留学しようと準備を進めていた矢先に、小学校しか出ていない無学の父親から投げかけられた何気ない一言「お前、英語って元々はどこの国の言葉だ?」にハッとしました。
「建国されてから数百年しか経っていないアメリカよりも、千年以上の歴史のあるイギリスの方がお前の目的に合ってんじゃないのか。机の上の勉強よりも、実際に街を歩き現地の人々と話をして、英語が話されている現場を味わった方がいい先生になれるんじゃないかなぁ・・・」
自分の将来の目標である英語教師という仕事を俯瞰しなおして、アメリカの大学留学から一転して急遽イギリス語学研修に切り替えたのは、今は亡き父親のこんな一言から始まったのでした。結果は大正解!
「アメリカの大卒の資格なんかより、現場を見てこい!肌で英語の歴史を感じてこい!」学歴なし裸一貫で生きてきた父親の力強い言葉に背中を押されて渡った海の向こうで、今の英語塾でとても役に立つ数々の経験をしてきました。
将来、英語を使うときに困らないように、教室では折に触れそんな経験も話しています。日本で骨組みしイギリスで肉付けして出来上がった独自の「直聞&直読直解法」、もしよかったらあなたも一緒に学びませんか?
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com
英語の4技能を伸ばすためにはリスニングは欠かせません。赤ちゃんのときに日本語を耳から覚えたように、言語を習得するのには先ず聞く力を育てるのが不可欠だからです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾のリスニング直聞直解法の授業では「CNNニュース・リスニング」(朝日出版社)のシリーズを使用しています。
「リスニング直聞直解法」というのは、日本語に訳すことなく英語のまま直接聞いて直接理解できるようにする当塾独自の学習法です。
独自の3ステップで英語のニュースがゆっくりと楽々聞こえるようになるので、塾の生徒のほとんどが共通テストのリスニングで90%以上を取れるようになる驚異の学習法です。
CNNはネイティブスピーカーを対象に制作されているニュース番組なので、ニュースキャスターの英語のスピードは約180wpmです。共通テストのリスニングは140wpmなので、生徒たちの耳にはとてもゆっくり聞こえるのです。
MP3音声データのダウンロードして毎日リスニングの練習ができます。また、ニュースの映像をオンラインで視聴することができ、視覚的にも学習できるのが魅力です。
世界の興味深いできごとを分かりやすく説明しているので、共通テストにリスニングテストがある日本の高校生にとっても最適のリスニング教材になっています。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾では、最初にこのテキストを使ってリスニング力を伸ばします。まずリスニング、それが英語の”聞く・話す・読む・書く”4技能をバランス良く伸ばせる秘訣なのです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com
高2の皆さん、大学入学共通テストまで残り290日です。
私は英語が苦手でした。高1の2学期には0点を取り、成績は1でした。
英語は全然できなかったのです。大学受験は無謀な挑戦でした。
そんな私が英語の偏差値28を72まで上げて、夢でしかなかった第1志望校(慶応大学)に合格!その驚異の学習法が「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」です。
英語が苦手な多くの塾生たちも偏差値を15以上UPし得意科目にして、あこがれの志望大学へ合格を果たしています。3月より新年度の授業が始まっています。ぜひ授業体験をしませんか?時間割等は公式HPの「時間割・授業料」のページをご覧ください。
★入塾面接のお申し込み
①メールで面接の日時を予約してください。
②面接で詳しく授業の説明をした後で、授業体験のスケジュールを組みます。
③授業体験の後、入塾の申込を受け付けます。
※各講座とも、定員になりしだい〆切ます。お早めに申込ください!
(小さな塾ですので万一定員になりましたら、申し訳ありませんが、
キャンセル待ちをしていただくことになります。)
※毎年、この時期は入塾面接が混み合います。お早めに予約してください。
武蔵ゼミナール・大学受験英語塾 https://www.english634.com
私たち日本人は日本語の発想法に基づいて日本語を話しています。日本語の発想法とは何かというと日本語のものの考え方です。それと同様にアメリカ人やイギリス人は英語の発想法、つまり英語のものの考え方に基づいて英語を話すのです。従って、英語をできるようにするには如何にして英語の発想法を習得するか、つまり英語でものを考えられるかにかかっているのです。
では言語の発想法とはいったい何かというと、それは語順なのです。日本人は日本語の語順でものを考えているのです。同様に、アメリカ人やイギリス人は英語の語順でものを考えているのです。英語でものを考えるというのは、英語の語順で発想することなのです。
大学卒業後、1年間イギリスへ語学研修に行ってました。そこでは世界中から若者が英語を学びに来ていました。そこであることに気がついたのです。それは世界で日本人の英語の習得が異常に遅いのです。英語学校では、春学期、夏学期、秋学期、冬学期と1年間を3か月ずつ4つの学期に分けて学習します。各学期の始めにレベルチェックが実施されクラスが決まるのですが、日本人は一つクラスが上がるのに半年から1年かかります。ところが他の国の人たちは3か月たつとクラスが2つ3つ上がっていくのが普通なのです。
イギリスの英語学校の先生方も、日本人はなぜこんなに上達が遅いのかさっぱり分からず手を焼いていました。日本人は遺伝的に語学の習得の才能が欠けているのではないかと言っている先生もいたほどです。
実は、日本人がなかなか英語を習得できないのは日本語の発想法が英語のそれとはほぼ逆だからなのです。語順が180度違うのです。フランス語やドイツ語は英語と語順が同じです。また中国語もほぼ同じなのです。フランス人やドイツ人、中国人は単語を覚えるだけでどんどん英語が話せるようになっていきます。
ところが日本人はいくら英単語を覚えても英語の語順感覚が身についてないので話せるようにはならないのです。一般的な訳読法では英語の語順感覚はあまり身につきませんが、「直聞&直読直解法」なら簡単に身につくのです。
センスグループ訳(語順訳)は英語の語順を習得するための方法です。従って、センスグル-プ訳(語順訳)をしたあと、意味を取りながらしっかり音読練習をすると英語の語順感覚が身について英語がどんどん話せるようになっていくのです。
英語の発想法、つまり英語の語順がしっかりと身につくと、あとは単語を覚えるだけでフランス人やドイツ人、中国人と同様にどんどん英語を話すことができるようになります。日本人が英語をできるようにするために一番やらなければいけないことは英語の語順を習得することなのです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com