ドイツの文豪、ゲーテの言葉に「外国語を知らない者は、自分の国の言葉についても何も知らない。」というのがあります。母国語しか身についてない状態では細部にわたって客観的に観ることができず、外国語という比較する言語が身に付くことで、はじめて母国語を客観的に観ることができるようになるということです。
ゲーテは外国語の勉強がとても気に入っていて、幼いころからフランス語やイタリア語、英語を身につけ、長じてはラテン語やギリシャ語、ヘブライ語まで習得したそうです。様々な言語を身につけることでかえって母国語であるドイツ語をより深く知ることを実感したのでしょう。
私たちも英語を習得することによって、英語だけでなく日本語もより深く知ることができます。そのためには訳読ではなく、直聞&直読直解で学ぶことによって英語を使いこなせるようになってなければいけないのは言うまでもありません。なぜなら、訳読というのは日本語に直して理解しようとするため、身についているのは英語ではなく日本語だからです。
英語のまま理解できる直聞&直読直解法で学ぶことによって、かえって母国語である日本語の理解が深まり言語能力そのものが上がり、英語だけでなく国語の実力までもが伸びるのです。そういう意味においても、訳読よりも直聞&直読直解の方が学び甲斐があるのです。
訳読で英語の習得につまずいている高校生や浪人生の方、ぜひ一粒で二度おいしい直聞&直読直解法で英語を一緒に学びましょう。オンライン授業でお待ちしています。
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