受験勉強全体の中で、英語学習はどのくらいの時間を占めているのでしょうか?もちろん個人差はありますが、一般的に全体の約半分は英語学習に取られます。特に、必要な英単語を覚えるのにかなりの時間がかかります。
それでは、高校入試に向けて中学で覚える英単語の数と、大学入試に向けて高校で覚える数の比率はどのくらいでしょうか?全体を10として考えてみてください。(※この際、難易度は無視して単なる単語数の比較にします。)
どちらも3年間なので、単純に考えれば 5:5 ですが・・・。4:6?それとも3:7でしょうか? 大学入試へ向けて受験勉強の実際を知ってもらいたいので授業の中でも生徒たちに尋ねることがあります。
高校入試に必要なのは約2,000語です。大学入試において共通テストで必要なのは約5,000語(英検2級レベル)、一般入試はGMARCHで約8,000語(準1級レベル)、早慶上智で約10,000語(準1級~1級レベル)です。このように具体的な数字を挙げると大学入試へ向けてのスタートは早い方が良いということが分かると思います。
しかし、単なる英単語の数だけでは入試の現実は見えてきません。入試の現実を知るために、これらの数字をもう少し細かく見ていくことにしましょう。
高校入試において、1単語につき覚えておかなければいけない意味や語法は平均して約2つなので、2,000語×2=4,000項目です。一方、大学入試では1単語につき平均して約5つあるので、共通テストで約25,000項目、GMARCHで約40,000項目、早慶上智で約50,000項目になります。
このようにして見るとGMARCHレベルで1:9です。中学のとき英語がどんなに得意だったとしても既習分は1割しかなく、ほとんど影響はありません。第1志望校に合格して浮かれている場合ではありません。大学入試に向けて、いかにして残りの9割を習得するかにかかっています。逆に苦手だったとしても、早くから準備を始めれば十分にリベンジすることが可能なのです。スタートは早ければ早いほど有利なのです。
英単語は単語帳を使ってただ覚えるだけでは効率が良くありません。大学入試では「語法」がよく問われます。「法」とは法律、つまりルールのこと。例えば、文法とは文の組み立て方のルールです。語法とは単語の使い方のルールのことです。語法は授業を通してリスニングや長文読解の中で具体的にどのように使われているかを学習する方が効率が良いのです。
必修講座のリスニング直聞直解法や長文直読直解法の授業では、「語法」を、特に「動詞の語法」を徹底的に解説します。というのは、入試で一番問われるのは「動詞の語法」だからです。「動詞の語法」が身についていると、リスニングや長文を理解するのも楽ですし、英作文も簡単に書けるようになります。
また選択講座の「直聞&直読直解のための英文法・語法」の授業では、動詞の語法の問題を中心に英語の発想法を学習していきます。英語の語順による発想法が身についていると、受験生にとって特に難しい並べ替えや条件英作文は楽々解答できるようになります。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾は30年以上に渡る指導経験と実績のある英語塾です。指導開始当初から、リスニングと長文読解に特化した「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」の授業を実施していて、訳すことなく英語のまま直接理解できるようになります。
元々、東京23区だけでなく、千葉や横浜、さいたまなどの遠方からも通塾していた英語塾です。また夏や冬の季節講習では全国から泊りがけで受験生が集まる塾でしたが、一昨年からの新型コロナ禍でオンラインによるライブ授業(生放送)をするようになって首都圏だけでなく全国からも英語が苦手な高校生・浪人生が集うようになりました。
塾長自身が苦手だった英語の偏差値を28から72まで上げて慶応大学文学部に合格した経験があります。その経験を基にした当塾の授業で偏差値26から立教、32から早稲田、38から明治、42から東大に合格した先輩たちがいます。他にも偏差値を15以上アップして夢でしかなかった憧れの志望校に合格した先輩たちが沢山います。
小さな英語塾なので毎年の合格者数は、都心の大手予備校と比べるとあまり多くはないのですが、指導を開始して32年間の通算で早慶上智に600名以上、GMARCHに1,000名以上の合格者を出しています。
また、高校や一般の塾・予備校では英語は暗記が中心の授業が多いのですが、当塾は英語の発想法を中心とする思考型の授業なので、理系の受験生、特に医歯薬系の受験生に人気があります。文系の社会科系の科目は暗記型が多いのに対して、数学や理系の科目は思考型なので暗記型の勉強は苦手にしていることが多いようです。
したがって、理系の生徒は当塾に来ると実に生き生きとして思考型の英語学習を楽しんでいます。実は、文系の受験生でも英語は暗記型の勉強よりも、思考型の学習をする方が伸びるのですが、このことはまた別の機会に述べることにします。
全国の英語を苦手とする高校生・浪人生の方、ぜひオンラインによるライブ授業(生放送)で「英語直聞&直読直解法」を一緒に学びませんか? 先ずはオンラインでの入塾面接の予約をしてください。お待ちしています。
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