第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)
(2)長文読解のスピードの違い
従来の訳読法で勉強した高校生が英語を理解するスピードの平均値は75wpmでしかありません。(※wpmとは words per minute の略で、1分間に理解できる単語数のこと。)共通テストのリスニングは2倍弱の140wpmで流れてくるので、高校生の多くは内容をきちんと理解できていません。
また、リーディングは6題で総単語数約6,000語あり、試験時間の80分では1回読んで時間切れとなって問題を解くことができません。昔、元々英米人のいない環境で訳して理解するための方法が訳読法ですから、時間がかかってリアルタイムで理解できないのは当然なのです。
一方、直聞&直読直解法で学んだ高校生は、黙読では4倍速の300wpm(=ネイティブとほぼ同じ速さ)で英語のまま理解できるようになるので、リスニングもリーディングも試験時間内で楽にこなせるようになります。
※このオフィシャルブログで「入塾面接の栞(しおり)」第1章~第8章を順次公開していきます。
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第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)
(1)文法・訳読法 vs. 直聞&直読直解法
明治時代の初め頃、本邦初の東京大学では英米人の教授が英語のテキストを使用して授業をしていたので、話せる本物の英語力が必要でした。そのため学生たちは「正則教授法」と呼ばれる直聞&直読直解法で英語を指導されていました。
それに対し、英米人の教授がいない私学(慶応や早稲田など)では英語の書物を変則的に日本語に直せば事足りたので、「変則教授法」と呼ばれる訳読法が普及していきました。これは話すことができない指導法なので変則と名がついていたのです。
明治時代の後期になると東大に日本人の教授が誕生し、英語のテキストも翻訳されるようになり、わが国に大学教育を導入するために来日した英米人の教授たちは、役目を終えて帰国するようになり正則教授法は姿を消していきました。それ以後、日本の英語教育は訳読法(=変則教授法)が主流になったのです。
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第1章 英語のまま理解できる直聞&直読直解法
(2)自己紹介
本や映画になった「ビリギャル」はとても有名ですが、それよりもはるか昔の昭和の終わり頃に塾長自身が同様の経験をしています。
中学生のときから勉強が嫌いで、工業高校1年の2学期中間テストで英語は0点を取り成績表は1でした。進学した専門学校では本気で学び国家試験に合格し、トップで卒業して就職するも、数年後に大病して離職を余儀なくされました。
その後20代半ばで通った予備校で英語の模試の偏差値を28から72まで上げて、第一志望の慶応義塾大学文学部に合格しました。その時に学んだのが「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」です。
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第1章 英語のまま理解できる直聞&直読直解法
(1)入塾面接の栞(しおり)
武蔵ゼミナール大学受験英語塾では、リスニング&長文読解力に強い英語学習法を指導しています。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は、英語を訳して理解するのではなく、英語のまま直接聞いたり、読んだりして理解できるようになる画期的な学習法です。
従来の訳読法と比べてはるかに効果のある科学的な英語学習法で、訳読法ではなかなか上がらなかった偏差値がどんどん上がるようになります。塾生のほとんどが英語の偏差値を15以上アップして、夢でしかなかった憧れの志望校に合格しています。
偏差値26から立教、32から早稲田、38から明治、42から東大に合格した生徒たちもいます。皆、半年から1年で偏差値を70以上に上げての成果です。小さな英語塾ですが、当塾の30年以上の指導により通算で早慶上智に600名以上、GMARCHに1,000名以上の合格者を出してきました。
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