思春期頃までは知識記憶がよく発達していて、それを過ぎると経験記憶が優勢になってきます。小学生の頃は知識記憶が優勢で、論理的なことよりも意味のない文字や音などをビックリするほど覚えられます。
中学生になる頃から経験記憶が発達し、論理的な記憶が優勢になってきて丸暗記がだんだん難しくなってきます。知識記憶の能力がまだ優位にある中学生の頃までは丸暗記でテストに臨むその場しのぎの勉強でも通用しますが、高校生になると経験記憶が優位になり丸暗記は通用しなくなります。
高校生になると論理的な経験記憶が発達するので勉強方法も変える必要がでてきます。この記憶力の変化に順応できないと小・中学生の頃はできたのに高校生になると成績が落ちてくるのです。
大きくなるにつれて「以前ほど覚えられない」と記憶力の限界を感じるようになりますが、記憶力が落ちたのではなく得意な記憶の種類が交代しただけのことなのです。このことに気づかずにいると、だんだん授業についていけなくなり落ちこぼれてしまうこともあるのです。
したがって、高校生になったら勉強方法を変える必要があるのです。知識記憶による丸暗記は覚えた範囲の知識にしか役に立たないのですが、経験記憶による論理的な記憶はその論理が根底にあること全てに応用できるので、勉強方法を変えることにより効率的に学習ができ広範囲にわたって学習できるのです。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾では英語を丸暗記するのではなく、英語の発想法に基づいて論理的に考える学習をしていきます。だから伸び悩んで困っていた英語力が息を吹き返し驚異的な飛躍ができるのです。
私自身、英語の偏差値を28から72まで上げて慶応大学に合格しました。偏差値26から立教大学、32から早稲田大学、38から明治大学、42から東京大学に合格した生徒たち、他にも偏差値15以上アップして夢だった憧れの志望校に合格した生徒たちは皆、学習方法を転換して成功したのです。
英語が苦手で困っている高校生の皆さん、当塾独自の「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」と「直聞&直読直解のための認知英文法」を一緒に学びませんか?
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※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)
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第6章 発音より大切な英語のリズム
(3)【動画】「ジャズチャンツ(=文の内容語リズム)」
②文の内容語リズム(強弱のリズム)について解説しています。このリズムが身についてない日本人は英語を聞くのも話すのも難しい様子を見ることができます。(収録時間約3分 ※入塾面接の際にご覧ください。)
動画の最後で、内容語リズム(強弱のリズム)をたった1週間練習するだけで、聞くことも話すこともできるようになっています。
塾では「ジャズチャンツ」というリズム教材で、文の内容語リズムを練習します。(つづく)
※このオフィシャルブログで「入塾面接の栞(しおり)」第1章~第8章を順次公開します。
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第6章 発音より大切な英語のリズム
(2)英語の歌で単語の音節リズムを習得
①単語の音節リズムが合ってないと英語は通じないし、英語の歌も上手に歌えません。
映画「アナと雪の女王」の主題歌 Let It Go の楽譜をご覧ください。日本語の歌詞は、ひらがな1文字に1音符ですが、英語の歌詞は1音節に1音符がついています。例えば、snow や white は1音節の単語なので、それぞれ音符はひとつ。mountain や footprint は2音節の単語なので、それぞれ音符は二つです。
英語の歌を上手に歌うのは普通はなかなか難しいのですが、音節リズムを習得すると簡単に歌えるようになるし、通じる発音が身につきます。
塾では音節リズムを習得するために、毎月 課題曲を決めて「英語の歌」を練習しています。(つづく)
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第6章 発音より大切な英語のリズム
(1)発音より重要な英語の2つのリズム
英語には発音より大切な2種類のリズムがありますが、ほとんど知られていません。リズムが狂っていると英語は通じないので発音より重要なのですが、中学・高校ではあまり指導されていません。リズムを中心とした音韻的な特徴をプロソディー(韻律)と言いますが、実は発音より重要なのです。
①単語には「音節リズム」があります。milk は1音節の単語なので1拍ですが、日本語のミルクは3音節なので3拍で発音します。rug·by は2音節なので2拍、bas·ket·ball は3音節なので3拍です。
②文には「内容語リズム」という強弱のリズムがついています。伝えたい what、wear、head などの内容語を強くはっきり言い、do you、on your などの機能語を弱く言うリズムです。(つづく)
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生徒たちを観察していると、成績が上がらない一番の原因はテキストの取り組み方が甘いのです。できるようになりたかったら、確実にできるようになるまで繰り返せばいいのです。大学受験に頭が良い悪いは一切関係ありません。必要なことをやりぬいたかどうかだけが問われているのです。
浪人する前は歯科技工士をしていて、義歯(入歯)を作っていました。20代前半に大病して細かい仕事ができなくなって辞めた後、大学受験を決意して予備校に通い始めました。最初に受けた模試の英語の偏差値は28、世界史は30、国語は43でした。久々に勉強の世界に戻ったのですが結果は散々なものでした。
目標は早慶。高校生のとき野球部だったので早慶戦に憧れたからでした。予備校の先生からは絶対無理だと言われたのですが、根拠のない自信はありました(笑) それは歯科技工士の経験でした。
技工士学校の実習では確実にできるようになるまで何度も何度も繰り返します。ある時、何度やっても作れないものがありました。とうとう「こんなの作れないですよ。無理無理・・・」と軽口を叩いたら、「技工士になるのを諦めるのか?じゃあ出ていけ!二度と学校には来るな!」・・・・・「それとも、作れるようになるまでやり続ける?どっちにする?」とすごい剣幕で叱られました。
当然のことながら技工士になりたいのなら、全ての実習物を作れるようになるまでやるしかないのです。そうやって技工士学校を卒業、国家試験に合格しプロになったのです。受験勉強も同じです。どんなに分からなくても出来なくても、分かるようになるまで出来るようになるまで粘り強くやり続ければいいのです。頭が良いとか悪いとかは一切関係ないのです。
そうやって、28だった英語の偏差値を72まで上げました。世界史も国語も同様です。気がついたら全ての受験科目が偏差値70を超え、慶応大学に合格しました。合格したかったら、できるようになるまで繰り返せばいいのです。何十回でも、何百回でも。確実にできるようになるまで繰り返せばいいだけなのです。
確実にできるようになるまで繰り返した結果、英語が苦手で困っていた当塾の生徒が偏差値26でも立教、32でも早稲田、38でも明治、42でも東大に合格したのです。皆、偏差値70を超えたのです。他にも偏差値を15以上アップして憧れの志望校に合格を果たしていったのです。
今はどんなに成績が悪くても実力がなくても、確実にできるようになるまで諦めずにやりぬきましょう!粘り強くやり続ければ、きっと勝利の女神が微笑んでくれることでしょう!
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