武蔵ゼミナール
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日別アーカイブ: 2023年6月13日

英語の発想法を習得しよう!

エリザベス女王

日本人の英語力は米国に留学する世界約170か国中でほぼ最下位(TOEFLのデータ)です。理由は「英語の発想法」が日本語のそれとは全く逆だからです。英語の発想法とは、言い換えると、英語の語順感覚のことです。ヨーロッパ各国や中国などの言語の発想法(=各言語の語順感覚)は英語のそれとほとんど同じなので、英単語さえ覚えればどんどん英語を話せるようになります。

日本語の発想法(=日本語の語順感覚)はまったく逆なので、どんなに英単語を覚えてもクズの山を築くだけであまり上達しません。ところが、英語の発想法を身につけると覚えた単語を英語の語順で使えるようになり、覚えた英単語は宝の山になります。

だから、英語学習で最も重要なことはいかにして英語の発想法を身につけるかということなのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は英語の発想法(=英語の語順感覚)をベースにした学習法です。

「直聞&直読直解法」で学習すると英語の発想法(=英語の語順感覚)を習得できるので飛躍的に英語の実力が高まるのです。英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)が身につき使いこなせるようになります。

英語の発想法を習得するには英語の音声を使って学習します。音声を聞きながら音読(=パラレルリーディング)やシャドーイングを繰り返し実行することによって英語耳(=英語脳)が発達し、英語の発想法(=英語の語順感覚)が身につくのです。

日本語も赤ちゃんのときにお母さんや周りの人の話す言葉を聞いて覚えました。聞くことによって日本語の発想法(=日本語の語順感覚)を獲得したのです。英語も聞くことによって最も重要な発想法(=語順感覚)が身につくのです。

毎日少なくとも30分間、できたら1時間、英語の教科書を意味を取りながら音声を聞いてパラレルリーディングしたりシャドーイングしたりしましょう。これが最強の英語学習法です。毎日継続して合計約100時間で英語耳(=英語脳)が発達します。英語耳(=英語脳)ができると飛躍的に実力が伸びていきます。

「直聞&直読直解法」ではセンスグループ訳(=語順訳)を利用することによって意味をしっかり取りながらパラレルリーディング(=聞き読み)やシャドーイングをします。毎日5060回位ずつ読んで、1週間で300回以上読むとセンスグループ訳が消えて、英語のまま直接理解できるようになります。

意味をしっかり取りながら、音声を聞いての音読(=パラレルリーディング)はただの音読ではありません。実は英語を話すトレーニングをしているのです。だから最強の英語学習法なのです。逆に、意味を取らずにする音読は「空読み」と言ってほとんど効果がありません。訳読で勉強している生徒はどうしても「空読み」になってしまうので、なかなか成果が上がらないのです。

だから、授業で行うセンスグループ訳(=語順訳)をじょうずに利用しましょう。意味をしっかり取りながら音読できるので確実に実力が伸びるのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は奇跡の英語学習法なのです。

 

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当塾の授業の基本方針(1)

634seminar(1)

(1)急に難しくなる高校英語、本格的な英語力が必要な大学受験

高校生の皆さん、日本語に訳すことなく、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できますか? また、また、日本語から英語に直すのではなく、英語のまま直接話したり書いたりできますか? つまり、英語の4技能が使えるようになっていますか?

高校英語は、中学英語に比べると急激に難しくなります。すると、中学まで得意だった生徒でも、英文を理解しづらくなって成績が下がりはじめ、英語が嫌いという生徒や、苦手という生徒が段々増えてきます。皆さんはどうですか?

また、英語が好きで学校の定期テストはできるけど、実力テストになるとあまりできないという生徒もいると思います。そのような生徒は教科書の訳を覚えているから学校の定期テストができるだけで、本当の意味で英語を読むことはできないのではないでしょうか? だから、実力テストであまり点が取れないのです。模擬試験や、実際の大学入試の英語となると、さらに難しくなるのでなおさらです。

英語が本当にできるというのは単に学校の成績がいいとか、入試に合格するということだけでなく、”聞く・話す・読む・書く”の4技能が使えるようになることなのです。2022年度からの新しい指導要領でも英語を使えるようにするため4技能を統合的に伸ばすことが明記され、従来の文法・訳読法からの脱却を図ろうとしています。しかし、教育現場が追い付いていません。高校生の平均が75wpmという数字が、そのことを物語っています。(※wpmとは words per minute の略で、1分間に理解できる単語数のこと。)

大学入学共通テストでは、入試の定番だった文法や発音・アクセント問題がなくなり、本格的なリスニングとリーディングのテストが実施されています。リスニングは140wpmで流れてくるので、ほとんどの高校生は理解できません。リーディングは総単語数が約6,000語あるので、試験時間の80分では1回読んで時間切れとなり、解答する時間は残っていません。少なくとも、リスニングと同じ140wpm以上のスピードがなければ解けないのです。つまり、訳さず英語のまま理解できるようにしなければ通用しません。

今の大学受験の英語は、旧態依然とした文法・訳読法から脱却し、英語のまま直接聞いたり読んだりできるかどうか、つまり本格的な英語力が問われているのです。以前のような、いわゆる受験英語や小手先の受験テクニックでは太刀打ちできなくなっていて、まったく別物になっています。昔ながらの高校の授業や、塾や予備校の受験対策は通用しないのです。

(※当塾の授業の基本方針(1)~(8)を公開します。)

 

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